シンセイライデン（1996年生、母ブゼンリック）

シンセイライデン（1996年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時15歳）と交配したブゼンリックが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）上田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦3勝2着3回。1999年のブルーバードカップ(地方重賞)に勝利した他、1999年のグランドマイラーズ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

4月16日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドコインに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月30日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシダソルジャーに4馬身の差をつけて優勝

8月29日、中3週で迎えた3戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザサンクスからクビ差の2着に惜敗した。

10月22日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエギノセンプーから2馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、中4週で迎えた6戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1999年）

2月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカサイグローリアに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月17日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた8戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアローセプテンバーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

10月17日、約23か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた9戦目は、厚真特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた10戦目は、七五三特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた11戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、冬至特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。