トーホウワンダー（1997年生、母グリーンアマラード）

トーホウワンダー（1997年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパレスミュージック（当時16歳）と交配したグリーンアマラードが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方49戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の若草特別(一般C)。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

8月6日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の野菊賞（笠松ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石山繁騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4歳（2001年）

1月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた6戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングロマンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユカに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマサルランバーに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

3月27日、中2週で迎えた9戦目は、若草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のベアーザパームをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

5月5日、中5週で迎えた10戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカサンダーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月11日、連闘で迎えた11戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイマスターから2馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジップオーキッドに2馬身半の差をつけて制した。

6月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた14戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったピサノインディから1馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月19日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた19戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノブリザードに3/4馬身の差をつけて制した。

10月29日、中2週で迎えた20戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた21戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、あけび特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマノブリザードから1馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた22戦目は、エリカ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（13戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた23戦目は、キンカン特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2002年）

1月14日、中5週で迎えた24戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、若獅子特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた25戦目は、水仙特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた26戦目は、節分特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（14戦6勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた27戦目は、きんせんか特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた28戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（15戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月17日、中5週で迎えた29戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（16戦6勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミレニアムレディをアタマ差制して雨下の大激戦を制した。

5月7日、中2週で迎えた30戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（17戦7勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた31戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた32戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（18戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた33戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（19戦7勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた34戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（20戦7勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカツヤクに半馬身の差をつけて9勝目をゲットした。

8月20日、中2週で迎えた35戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（21戦8勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた36戦目は、くすの木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた37戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた38戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた40戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた41戦目は、サンタクロース特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（2003年）

1月19日、中3週で迎えた42戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた43戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般A7（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた44戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた45戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月27日、中1週で迎えた46戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた47戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた48戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた49戦目は、的矢特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた50戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた51戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、ヒメジオン特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた52戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。