ブラックボマー（2000年生、母マイネエクセル）

ブラックボマー（2000年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒い爆弾（爆撃機）」。毛色は青毛。種牡馬のペンタイア（当時8歳）と交配したマイネエクセルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地10戦0勝、地方14戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、コスモビューファームから「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって483万円で落札された。2歳のとき、吉澤ステーブルから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、佐藤友子によって1,575万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月18日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく16着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月3日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた9戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベテルギウス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた10戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

10月5日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

4歳（2004年）

2月6日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヘ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた15戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ C5イ（宇都宮ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイコマランナーから1馬身半差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた20戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月27日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた23戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月13日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、品田真樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。