マイネルグロリアス（2003年生、母レイホーグロリアス）

マイネルグロリアス（2003年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋栄誉ある、名誉ある、輝かしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のアラジ（当時14歳）と交配したレイホーグロリアスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中春美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、金子肇によって420万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,300万円（13万×100口）で一口馬主が募集された。

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

6月25日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

7月31日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

10月2日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

10月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったクラフトミラージュにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、中3週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松岡正海騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエルハーベンハイトに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松岡正海騎手（6戦1勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて17着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

3歳（2006年）

1月15日、中3週で迎えた10戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は松岡正海騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた11戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の共同通信杯（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

4歳（2007年）

4月7日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。