サクラベストオー（1989年生、母グローリイガール）

サクラベストオー（1989年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時17歳）と交配したグローリイガールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷田牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方23戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

10月12日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3歳（1992年）

1月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のトップイーグルをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

2月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた4戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は小島太騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた8戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

4歳（1993年）

2月4日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた12戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた13戦目は、三浦讓二騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた14戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた16戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月27日、中5週で迎えた17戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（足利ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月6日、中0週で迎えた18戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月16日、中0週で迎えた19戦目は、ナデシコ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた20戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月21日、中0週で迎えた21戦目は、松田川特別（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小野三夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月8日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小野三夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、せきれい特別（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月10日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた26戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今治宏信騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今治宏信騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1994年）

4月5日、約3か月半の休養明けで迎えた31戦目は、一般C3-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今治宏信騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今治宏信騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で今治宏信騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で今治宏信騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。