シセイムゲン（2011年生、母ブライアンズイブ）

シセイムゲン（2011年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋『無限の彼方へさあ行くぞ』より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時12歳）と交配したブライアンズイブが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はメイプルファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2014年の日高山脈沙流岳賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

1月12日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた3戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、くっちゃんじゃが賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のテンテマリを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

10月9日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、日高山脈沙流岳賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のピュアモルトに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

12月20日、中9週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（2015年）

7月11日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。