フローラビーナス（2022年生、母ゴールデンワトル）

Flora Venus

2022.05.07

フローラビーナス（2022年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時10歳）と交配したゴールデンワトルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は櫛桁牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、櫛桁牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

川西毅厩舎（愛知）へ入厩。

3歳（2025年）

1月20日、デビュー戦は加藤聡一騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。馬体重は475kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したアストロガイアを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルバーコムコムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月27日、中7週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアリスノヒトミに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のスウィープレジーナをクビ差振り切ってファンの高評価に応えた。

5月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ メロン賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

10月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、石蕗賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤聡一騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグランダイトにハナ差届かず2着に甘んじた。