マイマスターピース（1997年生、母チェリーコウマン）

マイマスターピース（1997年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時12歳）と交配したチェリーコウマンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地5戦3勝、地方2戦0勝。2000年の兵庫チャンピオンシップ(G3)で3着に入った他、2000年の昇竜ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマヤノアカデミーに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

3月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

4月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタヤスエトワールに約14馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳G3の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゼンノドライバーに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2001年）

11月1日、約17か月半の休養明けで迎えた7戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、日高門別川特別（門別ダート2000m 雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。