ジエクストリーム（2005年生、母エレガントレガーロ）

ジエクストリーム（2005年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「究極」。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時11歳）と交配したエレガントレガーロが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

8月12日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3歳（2008年）

1月13日、中3週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

5月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入った。

5月31日、中1週で迎えた8戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ウイニングコウイチにクビ差交わされて2着となった。

8月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

8月31日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

12月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、除夜の鐘特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2009M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチョコサンデーから半馬身差の2着となった。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、ウインタージョッキーズ（第1戦）（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。