トレンディキット（1988年生、母Manicure Kit）

Trendy Kit

1988.01.16

トレンディキット（1988年1月16日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAlydar（当時13歳）と交配したManicure Kitが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月24日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた3戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

6月30日、中7週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアバドに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。