マイネルパッション（1993年生、母シャトールージュ）

マイネルパッション（1993年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時13歳）と交配したシャトールージュが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は武岡農場。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、地方20戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

4月27日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったローヤルポリスワンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたヤンガースシチー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた10戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマヤノジャスティスを途轍もない末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（1997年）

4月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

5月17日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた16戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月11日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、野木英文騎手を鞍上に迎えて、カンナ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた18戦目は、ハマユウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野木英文騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、野菊特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた20戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、しらさぎ特別（足利ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた21戦目は、小林秀昭騎手を鞍上に迎えて、サフラン特別（足利ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた22戦目は、向寒特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた25戦目は、両崖山特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた26戦目は、ポインセチア特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた27戦目は、門松特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3 C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた29戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大木義一騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大木義一騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大木義一騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大木義一騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大木義一騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた36戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大木義一騎手（13戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。