レイントラップ（1990年生、母Suntrap）

レイントラップ（1990年2月1日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のRainbow Quest（当時9歳）と交配したSuntrapが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外27戦9勝。1996年のサンファンカピストラーノハンデキャップ(米・G1)に勝利した他、1994年のロスマンズインターナショナル(加・G1)を制するなどの活躍をした。

経歴

3歳（1993年）

4月24日、T.ジャルネ騎手を鞍上に据えて、3頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったEnjoy Planからアタマ差の2着に惜敗した。

6月22日、鞍上は2戦連続でT.ジャルネ騎手（1戦0勝）。11頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のDondookに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、P.エデリー騎手を鞍上に迎えて、重賞競走への出走は初となった。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のSvandaに2馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

8月22日、G2のケルゴルレイ賞（フランス・ドーヴィル芝3000m）に出走。鞍上は2戦連続でP.エデリー騎手（1戦1勝）。5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のSamourzakanに半馬身の差をつけて3連勝で2つ目の重賞タイトルを手にした。

10月2日、鞍上は3戦連続でP.エデリー騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったShaiybaraから短クビ差の2着に甘んじた。

10月24日、G1のロワイヤルオーク賞（フランス・ロンシャン芝3100m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でP.エデリー騎手（3戦2勝）。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のMashaallahを短クビ差制してG1初挑戦初制覇を達成した。

4歳（1994年）

5月22日、鞍上は5戦連続でP.エデリー騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、G1のゴールドカップ（イギリス・アスコット芝4014m）に出走。鞍上は6戦連続でP.エデリー騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月9日、5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のEpaphosを短クビ差制して5勝目を手に入れた。

8月28日、G2のドーヴィル大賞（フランス・ドーヴィル芝2500m）に出走。鞍上はP.エデリー騎手（6戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月16日、G1のロスマンズインターナショナル（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。9頭立ての6番人気でレースに臨んだ。最後は、2着のAlywowに1馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルを奪取した。

11月5日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・チャーチルダウンズ芝2414m）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。0着に敗れた。

11月27日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上はP.エデリー騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

6歳（1996年）

4月21日、A.ソリス騎手を鞍上に迎えて、G1のサンファンカピストラーノハンデキャップ（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2816m）に出走。7頭立ての4番人気でレースに臨んだ。最後は、2着のWindsharpに1馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルを掴み取った。

9月14日、G1のマンノウォーステークス（アメリカ合衆国・ベルモントパーク芝2213m）に出走。鞍上は2戦連続でA.ソリス騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気でレースに臨んだ。8着に敗れた。