スキャロップ（2022年生、母ピーチフィズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、神垣道弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

2歳（2024年）

7月30日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は443kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジャスミンツーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のバイアホーンに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

11月6日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、R.クアトロ騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でR.クアトロ騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

3歳（2025年）

4月29日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦2勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月11日、中2週で迎えた8戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた10戦目は、トウケイホープ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた11戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、へびつかい座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月5日、中2週で迎えた12戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のフォーチュネイトりんどう特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鷹見陸騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた14戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn1のジャパンダートクラシック（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた15戦目は、錦秋特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた16戦目は、フィフス・アベニュー賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鷹見陸騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。