ニシノクラウン（2021年生、母ニシノテンカラット）

Nishino Crown

2021.02.09

ニシノクラウン（2021年2月9日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+王冠」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時15歳）と交配したニシノテンカラットが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）さとう。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月24日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイメイイチョウを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

8月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で石川裕紀人騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3歳（2024年）

7月28日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

10月19日、中9週で迎えた7戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。