レノヴァシオン（2000年生、母ロングテイター）

レノヴァシオン（2000年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「改革、革新（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター（当時18歳）と交配したロングテイターが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方16戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の一般C9。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額800万円（8万×100口）で一口馬主が募集された。

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月12日、デビュー戦は金子光希騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた2戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3歳（2003年）

3月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

3月29日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

5月22日、中7週で迎えた5戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の野幌公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月13日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田未崎騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた9戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

10月7日、中7週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた11戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

11月27日、中5週で迎えた12戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた13戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートバンビーナから1馬身差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定戦の福寿草賞（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2004年）

1月19日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の一般C21（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーロラホワイトから2馬身差の2着に敗北した。

1月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリカドリームから2馬身差の2着となった。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた22戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイシングローリーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリバービューティーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。