セイウンマジシャン（2000年生、母Eternally）

Seiun Magician

2000.04.21

セイウンマジシャン（2000年4月21日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奇術師（どんなレースも奇術のように全部勝つ！）」。毛色は鹿毛。種牡馬のSeattle Slew（当時26歳）と交配したEternallyが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C3。

経歴

デビュー前

桜田浩三厩舎（盛岡）へ入厩。

4歳（2004年）

10月31日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は566kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた2戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレディリリカルをハナ差制して初勝利を挙げた。

5歳（2005年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

10月2日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から24kg絞って迎えた4戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、ポカリスエット特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。