マサノジンライ（2009年生、母アヤノミドリ）

マサノジンライ（2009年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋迅雷。激しい雷鳴」。毛色は栗毛。種牡馬のマジックマイルズ（当時24歳）と交配したアヤノミドリが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2十三十四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、道見牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって640.5万円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月30日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3歳（2012年）

5月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月9日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったセレブレートサマーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のファシネイトを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月20日、中5週で迎えた9戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた10戦目は、馬酔い放浪記出版記念（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

9月26日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2十二十三十四（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた14戦目は、和広・綾子結婚記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。