セトフリーダム（2001年生、母スピーカーミラ）

セトフリーダム（2001年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋のびのびと」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時14歳）と交配したスピーカーミラが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山岸康。戦績は、地方33戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

藪田辰己厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

11月18日、デビュー戦は三野孝徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナースメイドに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた3戦目は、2歳F11（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

3歳（2004年）

2月5日、中4週で迎えた4戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミヤビサンダーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスターリンデマンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のデイリースポーツ社賞（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で三野孝徳騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三野孝徳騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた10戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、出石城築城四百年祭いずしお城まつり特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた11戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、南淡・淡路人形特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベルフィギュールに半馬身交わされて2着となった。

12月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上B2-3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコーラルカラーに1馬身3/4の差をつけて優勝

4歳（2005年）

1月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、初夢特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた15戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-3（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のプライムタイムを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

2月17日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上A2-2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、雪彦山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（12戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた18戦目は、カシの木特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（13戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた19戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、淡路いざなぎ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた20戦目は、闘竜灘特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた21戦目は、静御前特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月12日、中3週で迎えた22戦目は、南光ひまわりの郷特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた23戦目は、ブライダルシティ高砂特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月24日、中1週で迎えた24戦目は、KENRAKUホワイトピア賞（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

10月5日、中5週で迎えた25戦目は、やまと地たまご特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂本和也騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

5歳（2006年）

1月26日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（14戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハーバータウンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた27戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B1二（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（15戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上A3二（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（16戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上A3二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユーワゼフィルスに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた31戦目は、キリン生茶ゴールドトロフィー（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（17戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（18戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（19戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。