コーシンハツザクラ（1996年生、母サクラアトム）

1996.04.21

コーシンハツザクラ（1996年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトウショウサミット（当時14歳）と交配したサクラアトムが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は石田 英機。戦績は、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田英機から「八戸市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

今井光三厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1998年）

9月22日、デビュー戦は宮本一美騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は437kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイカンエースにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月5日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本一美騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

3歳（1999年）

5月3日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮本一美騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンダーズイコウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月14日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルカレジに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月13日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月19日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。