アイディンゴッテス（2010年生、母ダイナマイトソウル）

Aydin Goddess

2010.02.06

アイディンゴッテス（2010年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時17歳）と交配したダイナマイトソウルが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田牧場。戦績は、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の新選特別。

経歴

デビュー前

佐藤賢二厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2012年）

6月21日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は453kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシーサイドスター特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦の新生特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスクエアワンに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦の新選特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマリクに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月17日、中4週で迎えた5戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦2勝）。13頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。先手を取り、非常に緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月5日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のリバーサイドアイドル特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（2013年）

1月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月9日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。