プリンセスオウカ（2008年生、母タイキマフィン）

プリンセスオウカ（2008年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「日本を代表する牝馬となるように」。毛色は青毛。種牡馬のロックオブジブラルタル（当時9歳）と交配したタイキマフィンが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方42戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2七。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

2月27日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は402kg。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

5月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず15着に終わった。

9月11日、中4週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず17着に終わった。

10月29日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた9戦目は、奥州市観光物産協会会長賞（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月2日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた12戦目は、一般C2二十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村暁騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で木村暁騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で木村暁騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月19日、連闘で迎えた17戦目は、震災復興祈念（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で木村暁騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十八（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で木村暁騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったアーサマックスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で木村暁騎手（13戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で木村暁騎手（14戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で木村暁騎手（15戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で木村暁騎手（16戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で木村暁騎手（17戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で木村暁騎手（18戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったハルカトップレディに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた25戦目は、外山節全国大会レース（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で木村暁騎手（19戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月4日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で木村暁騎手（20戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のメイスンアイドルをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で木村暁騎手（21戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月25日、中0週で迎えた28戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で木村暁騎手（22戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で木村暁騎手（23戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で木村暁騎手（24戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で木村暁騎手（25戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は27戦連続で木村暁騎手（26戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた33戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（27戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（28戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2三（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（29戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（30戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた38戦目は、JA岩手ふるさとはとむぎ杯（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（31戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（32戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（33戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（34戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で木村暁騎手（35戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で木村暁騎手（36戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5歳（2013年）

1月5日、連闘で迎えた44戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた45戦目は、1年間のご愛顧に感謝（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（37戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。