キョウエイマイン（2009年生、母イナズマローレル）

キョウエイマイン（2009年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋私の物」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時14歳）と交配したイナズマローレルが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒノデファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

8月20日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

9月11日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月29日、中2週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はコスモグレースフルと並んで2着同着となった。

12月18日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、6着に終わった。

3歳（2012年）

1月21日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

6月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のチャペルプリンセスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月8日、中3週で迎えた11戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた12戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月4日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず17着に終わった。

4歳（2013年）

7月28日、約8か月の休養明けで迎えた18戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた19戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

10月27日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

12月30日、中8週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた21戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、子供達に夢を!復興に加速を!!（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5歳（2014年）

3月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg絞って迎えた22戦目は、がんばろう岩手（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。