サイコーボナンザ（1992年生、母サイコーエルフ）

サイコーボナンザ（1992年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルグロリー（当時10歳）と交配したサイコーエルフが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三田理行。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

11月12日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3歳（1995年）

1月15日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内山正博騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で内山正博騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月5日、中2週で迎えた7戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

5月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイブキピンクレディに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月24日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（7戦0勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月26日、中8週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は石山繁騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエミノアドバンスに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月3日、連闘で迎えた12戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は石山繁騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4歳（1996年）

3月23日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた15戦目は、C.ダーデン騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。