カーヴェドロワ（2015年生、母ムーンダスト）

Cave de Roi

2015.03.13

カーヴェドロワ（2015年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王の蔵（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時8歳）と交配したムーンダストが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上C2-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、諏訪牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、幅田昌伸によって550.8万円で落札された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

4月21日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月25日、中8週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4歳（2019年）

1月2日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 35（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクリノヒミコを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

1月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヴィアプライドをアタマ差振り切って2勝目を手に入れた。

2月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のグリーンマインに1馬身半の差をつけて優勝

3月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のリョウシンをハナ差振り切って制した。

3月23日、中1週で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、甘雨賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた12戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、すずらん賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、メジロ賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた14戦目は、芒種賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。