メイショウピッケル（2009年生、母コッコレ）

メイショウピッケル（2009年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ピッケル」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時11歳）と交配したコッコレが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害1戦0勝、地方26戦3勝。主な勝ち鞍は2013年のやまぶき賞(C1)。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月18日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2012年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

2月18日、中5週で迎えた3戦目は、T.クウィリー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

4月15日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

7月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

7月28日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月1日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた12戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

4歳（2013年）

2月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた13戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスジャウムンキンを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオービットを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って断トツ人気に応えた。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、やまぶき賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のナンヨーウゼンに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月1日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた18戦目は、すずらん賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

5月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

8月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から7kg戻して迎えた20戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、郡上賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた21戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた22戦目は、一般B2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた23戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた24戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、マチ☆アソビ成功祈願リフレイン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた25戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた26戦目は、一般A6 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた27戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5歳（2014年）

1月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

1月16日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、寒造賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた31戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月11日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、祐くん・あやちゃん結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた34戦目は、みよさん生誕快楽（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた35戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B6 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月15日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた37戦目は、藤田玄己騎手を鞍上に迎えて、一般B6a（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた38戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた39戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般B6a（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。