ミッキースピネル（2021年生、母ミッキーチャーム）

Mikki Spinel

2021.01.29

ミッキースピネル（2021年1月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+8月の誕生石」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時13歳）と交配したミッキーチャームが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

7月13日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャーリーゴールドに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4歳（2025年）

1月25日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のイリスレーンを3/4馬身振り切って久しぶりの一戦をモノにした。

3月29日、中8週で迎えた4戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの仲春特別（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの島原特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエルフストラックに1馬身1/4の差をつけて制した。