ティーアップ（1984年生、母イチコ）

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

3月29日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月5日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーパールに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月26日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳400万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下（東京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下の桐花賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島太騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月26日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で小島太騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた7戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下の春日山特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の越後特別（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の岩室特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシュタインローズを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

10月4日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は小島太騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

12月26日、中9週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

4歳（1988年）

1月30日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（8戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

9月4日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（10戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小島太騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

11月13日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライトプリンスから約15馬身差の2着となった。

12月18日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1989年）

1月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナパワーから半馬身差の2着に敗北した。