タイブレード（1997年生、母タイスケルツォ）

タイブレード（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時13歳）と交配したタイスケルツォが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地12戦2勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の黄菊賞（笠松ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイワカーネギーに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月19日、中2週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（5戦1勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4歳（2001年）

1月7日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、逃げるトウショウエポックを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

1月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の筑前特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（8戦1勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月17日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田浩一騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のナルクリミナルに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

4月1日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の白鷺特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田浩一騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた13戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

9月9日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。