スノージュエリー（2017年生、母サクラバーベナ）

スノージュエリー（2017年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「雪＋宝石。毛色より連想。白い雪の様に光り輝く名牝になることを願い」。毛色は芦毛。種牡馬のウインバリアシオン（当時9歳）と交配したサクラバーベナが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にて総額960万円（0.96万×1000口）で一口馬主が募集された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月13日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

11月2日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤田菜七子騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

3歳（2020年）

2月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた6戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

2020年4月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

5月30日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

8月8日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 雨/重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

2020年9月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。