ポポルブフ（2010年生、母ノブレスオブリッジ）

ポポルブフ（2010年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「グアテマラのチチカステナンゴの街から発見された古文書の名前」。毛色は芦毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時12歳）と交配したノブレスオブリッジが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月13日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

1月27日、中1週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエスターブレに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

2月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下のセントポーリア賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下の山桜賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

4月27日、中6週で迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあやめ賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

7月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したアイファーファルコにクビ差届かず2着に惜敗した。