リコーテリア（2022年生、母エナジャイズ）

Riko Terrier

2022.04.23

リコーテリア（2022年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時19歳）と交配したエナジャイズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は市川フアーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳。

経歴

デビュー前

荒山勝徳厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

12月26日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジャックミントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2025年）

1月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったグローリアスキングに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月19日、中4週で迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスノーキャンドルを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

4月14日、中7週で迎えた4戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクラシックチャレンジ（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月18日、中6週で迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、カシオペア座特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。