スギノケイパブル（1995年生、母ケンテルパレス）

スギノケイパブル（1995年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時13歳）と交配したケンテルパレスが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小林和義。戦績は、中央平地6戦1勝2着3回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

7月26日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は516kg。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスイートブルボンに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月19日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったナリタサクセスにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトウショウチェイス決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

11月3日、中2週で迎えた6戦目は、長岡特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（1999年）

4月24日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったクイックドロウにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。