ジェンツブライアン（1999年生、母オースルーザンナ）

ジェンツブライアン（1999年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したオースルーザンナが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

赤嶺本浩厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

12月27日、デビュー戦は熊野勲男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は503kg。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゴリョウサクラに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のヤマジュンエイコーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月19日、中3週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はミョウコウと並んで1着同着となった。

3月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月12日、中3週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた6戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

9月14日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のなでしこ特別（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

12月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、金原学騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

12月26日、中0週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい13着に敗れた。

4歳（2003年）

1月2日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金原学騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた12戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2五ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。