シーキングザスター（2009年生、母ディマー）

シーキングザスター（2009年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父の名の一部＋星」。毛色は鹿毛。種牡馬のシーキングザダイヤ（当時8歳）と交配したディマーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本隆志。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中本隆志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中本隆志から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、エデンアソシエーションによって105万円で落札された。2歳のとき、山岡ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、青山洋一によって1,312.5万円で落札された。

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月2日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた4戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプレシャスペスカに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（新潟芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦1勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

3歳（2012年）

5月13日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 雨/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西村太一騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で西村太一騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で西村太一騎手（5戦1勝）。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で西村太一騎手（6戦1勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西村太一騎手（7戦1勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。