ココリハクタク（2022年生、母ノイエクローネ）

ココリハクタク（2022年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+白沢(人語を解する聖獣)」。毛色は鹿毛。種牡馬のタワーオブロンドン（当時7歳）と交配したノイエクローネが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。主な勝ち鞍は2025年の一般C3 19。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越伸也から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、美﨑光二郎によって990万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月22日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3歳（2025年）

3月2日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

4月27日、中7週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

6月21日、中7週で迎えた4戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた7戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-20（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3 19（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で林謙佑騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のイドリスに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3 15（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で林謙佑騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林謙佑騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 14（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で林謙佑騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ディープカインズに交わされて1馬身差の2着となった。