ゴーゴーアップ（1994年生、母テイオークイーン）

ゴーゴーアップ（1994年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシェイディハイツ（当時10歳）と交配したテイオークイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

11月2日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

3歳（1997年）

3月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

5月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第5戦（新潟(地)ダート1000m 雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月8日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた7戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月13日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は山本康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベンチャーローズにクビ差交わされて2着となった。

7月26日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のシャンデリアシチーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（1998年）

2月28日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた13戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山本康志騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、新冠川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた17戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は中谷雄太騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。