ドミールリッチ（1996年生、母ダイヤカトレア）

ドミールリッチ（1996年6月12日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のヒロタケスター（当時13歳）と交配したダイヤカトレアが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林順一。戦績は、地方36戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系一般C1 C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、若林武雄から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、若林武雄から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

小室知二厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1998年）

7月20日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は418kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヒボンからクビ差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月12日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（10戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

3歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高馬元紘騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高馬元紘騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で高馬元紘騎手（13戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた15戦目は、松本良平騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月2日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（14戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（15戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月20日、中7週で迎えた18戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた19戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月15日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた22戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、トキワオーカンにアタマ差交わされて2着となった。

8月12日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシンコービックワンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月26日、中1週で迎えた24戦目は、蛭ケ野特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた26戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のイッシンチカラに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

11月11日、中2週で迎えた28戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた29戦目は、近藤二郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったピュアーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

4歳（2000年）

1月13日、中3週で迎えた31戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C1（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は仙道光男騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカイキョウアンサーに1馬身の差をつけて優勝

3月7日、中1週で迎えた35戦目は、春蘭特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（2戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月27日、中6週で迎えた36戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。