キングアンドクイン（2012年生、母エレガンスクイーン）

キングアンドクイン（2012年1月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したエレガンスクイーンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

4歳のとき、チャンピオンズファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、内田ステーブルによって205.2万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

3月1日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤマニントルーパーをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

3月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

7月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに34kg増やして迎えた3戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

4歳（2016年）

1月23日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡初也騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。