メイショウフクイク（2016年生、母エメラルドタワー）

メイショウフクイク（2016年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+馥郁(よい香り)」。毛色は栗毛。種牡馬のアルデバランⅡ（当時18歳）と交配したエメラルドタワーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

9月9日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

12月22日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

3歳（2019年）

1月27日、中4週で迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したシルバークレインにアタマ差届かず2着となった。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダイリュウボーラーに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月20日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

4歳（2020年）

5月9日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた10戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた11戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5歳（2021年）

7月10日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

8月22日、中5週で迎えた13戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

9月12日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、西谷凜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西谷凜騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月26日、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、加賀白山賞勝クラス（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた17戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。