リリーミッション（2006年生、母マドンナリリー）

リリーミッション（2006年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋使命」。毛色は鹿毛。種牡馬のフィガロ（当時11歳）と交配したマドンナリリーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のホープフル。

経歴

デビュー前

佐藤雅彦厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2008年）

11月9日、デビュー戦は高松亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビューティエースに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の不動の滝レース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

12月27日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイファミリーに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3歳（2009年）

3月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から21kg戻して迎えた5戦目は、3歳戦の奥州市職員奥馬の会会長杯（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4月6日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルバーカテリーナを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の花と緑のまつり2009レース（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

9月7日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、味の箱船岩泉町安家地大根レース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月4日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、南部杯カウントダウン8（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた13戦目は、衣川歴史ふれあい館レース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。