アイルキャッチユー（2014年生、母グラニースミス）

アイルキャッチユー（2014年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋あなたを捕まえる」。毛色は鹿毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時5歳）と交配したグラニースミスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地2戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦新徳司から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって324万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月16日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のスマートニンバスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

10月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

11月12日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、2歳500万下のオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。