カレンヒメ（2017年生、母カレンチャン）

Curren Hime

2017.01.31

カレンヒメ（2017年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+姫」。毛色は芦毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時10歳）と交配したカレンチャンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

12月7日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3歳（2020年）

6月14日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るハッピーペコを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月15日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、5着に終わった。

4歳（2021年）

10月9日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの朝日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5歳（2022年）

1月15日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のオメガハートクィンをクビ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

3月5日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月21日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの汐留特別（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったブレスレスリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

6歳（2023年）

2月11日、中9週で迎えた13戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの大濠特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月4日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

2023年3月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。