ヴィジョンメーカー（2022年生、母タッチングスピーチ）

Vision Maker

2022.02.17

ヴィジョンメーカー（2022年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「景色を創り出す者」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時15歳）と交配したタッチングスピーチが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月20日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったピコチャンブラックに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3歳（2025年）

5月18日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、M.M.ディー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

6月29日、中5週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のピコラを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。