アイファーオーロラ（2000年生、母シャルドン）

アイファーオーロラ（2000年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋オーロラ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時14歳）と交配したシャルドンが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方22戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の一般C16。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって630万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、中島稔によって525万円で落札された。

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

4月6日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた2戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

7月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月28日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

10月8日、中0週で迎えた5戦目は、3歳戦のくるみ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

11月30日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた7戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スカイウイングに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3 13（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイホーネットを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、冨島政俊騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2004年）

1月12日、中1週で迎えた10戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月2日、連闘で迎えた12戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のビューティクリークに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月16日、中1週で迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C10 12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

2月25日、連闘で迎えた14戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したイタリアカンコウを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般B19 C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた22戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた24戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

9月3日、中9週で迎えた25戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C1（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた26戦目は、オシロイバナ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた27戦目は、なでしこ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。