ダイナセキト（1984年生、母ランランリュウエン）

経歴

デビュー前

2歳（1986年）

8月3日、デビュー戦は東信二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず3着に敗れた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のドナトウショウを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳400万下の黄菊賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（1987年）

8月16日、約9か月半の休み明けで迎えた4戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝1800m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったダイナアガサに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のドラマチックダイナに2馬身半の差をつけて制した。

10月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の多摩川特別（東京芝1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小島太騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったウオローボーイにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の紅葉特別（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で小島太騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島太騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るディアドータを豪快な末脚で半馬身差し切って3勝目を奪取した。

11月29日、中1週で迎えた11戦目は、加賀武見騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の神代特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（1988年）

1月6日、中4週で迎えた12戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1400万下の迎春賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下の船橋ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小島太騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

9月3日、約7か月半の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上900万下の臥牛山特別（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は東信二騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた15戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のシーサイドステークス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の多摩川特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は東信二騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

5歳（1989年）

8月26日、約9か月半の休養明けで迎えた18戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンの青函ステークス（函館芝1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ杯（函館芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。