プレディクター（2001年生、母スプリームドリーム）

プレディクター（2001年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「予言者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したスプリームドリームが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月14日、デビュー戦はO.ペリエ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2004年）

5月22日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のコスモエトワスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京芝2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。