リチャードバローズ（2005年生、母トレンディーバトー）

リチャードバローズ（2005年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したトレンディーバトーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害2戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C3九十。

経歴

デビュー前

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

6月24日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は504kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

3歳（2008年）

1月20日、中3週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

3月15日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月29日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

5月24日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた8戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

7月27日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2009年）

7月20日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクトカントリーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月14日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。