キクカローバート（1987年生、母Old Grenada）

Kikuka Roberto

1987.04.21

キクカローバート（1987年4月21日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のRoberto（当時18歳）と交配したOld Grenadaが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月2日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセカンドシーザーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3歳（1990年）

4月8日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい最後はビッグウェーブと並んで15着同着となった。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上900万下の松前特別（函館芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4歳（1991年）

9月22日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の藤森特別（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（7戦1勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。