メラヴィリオーザ（2020年生、母メイクデュース）

メラヴィリオーザ（2020年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「驚くほど素敵、奇跡的な素晴らしさ(伊)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディーマジェスティ（当時7歳）と交配したメイクデュースが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は出口牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、出口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ノルマンディーファームによって1,375万円で落札された。

井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。

4歳（2024年）

4月23日、デビュー戦は松戸政也騎手を鞍上に据えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキクノビーストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月21日、中3週で迎えた2戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウインググランダーに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月2日、中1週で迎えた3戦目は、第3次スーパー中村メシア記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジーニーに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月27日、中3週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリックトラジロオーを次元の違う末脚で半馬身差し切って負け知らずの4連勝を決めた。

7月23日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴェニスクィーンを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って土付かずの5連勝を決めた。

8月22日、中3週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、オケクラフト特別（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ハナアヤメに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5歳（2025年）

2月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた9戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

7月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた14戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田裕一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。