タニノアラシ（1984年生、母タニノライコー）

Tanino Arashi

1984.05.25

タニノアラシ（1984年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザリー（当時12歳）と交配したタニノライコーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

4月4日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパリスアンシャンテに半馬身届かず2着となった。

4月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジョータスマンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したファーストブラッドを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下のかきつばた賞（阪神芝2500m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したリワードランキングにアタマ差届かず2着となった。

6月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土肥幸広騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったダイイチボーイにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下のすいれん賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で土肥幸広騎手（6戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったビジョンヒーローにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。